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PRODUCT 2021-10-01T14:51:04+00:00

カタログ(英語)

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歴史と文化:

お米は日本人にとって特別な存在であり、日本の文化の成り立ちと強い結びつきがあります。日本の原風景、毎日の主食、神社の注連縄、お酒、和菓子など全てが、お米に支えられています。日本各地で、その地形や気候にあった作り方が発展・継承され、美味しいお米が毎日食べられることにより、自然環境も人々の生活も持続的に共存することができるのです。

栄養と機能:

お米には、人間の活動の源となるでんぷんの他、タンパク質や脂肪、ビタミン、ミネラルなどの栄養素がふんだんに含まれていて、まさに栄養の宝庫です。お米のでんぷんは極めて質が良く、消化・吸収も高く、持続性もよいと言われています。特に、玄米に含まれる糠の部分には、数多くの機能成分が詰まっていて、フィチン酸、イノシトール、フェルラ酸、γ-オリザノールなどは特徴的なものです。その他、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンE、鉄、マグネシウム、マンガンなども充実しています。近年、小麦たんぱくに含まれるグルテンの摂取を気にする生活が増えている中、お米の存在は益々重要になってくることでしょう。

産地と生産:

立山連峰からの雪解け水が滾々と湧き上がる黒部川扇状地は美味しく安全なお米を栽培するのに絶好なエリアです。
農薬の力にできるだけ頼らず、限られた量のお米を丁寧に育てています。土作りとして、稲の籾殻と牛ふん堆肥を完熟させた堆肥を散布して循環型農業を目指しています。お米は生鮮食料品です。最適な状態で保管しなければ、玄米の状態でも劣化が進みます。また精米したお米は精米後からすぐに酸化が始まります。何時でもおいしいお米をお届けできるように、玄米の状態で15℃以下の低温保管をしています。

お米の特徴:歯ごたえあり、甘みを感じる

丁寧に育てたられた、こだわり栽培コシヒカリは、噛めば噛むほど甘みを感じます。透き通った香りでどんなおかずにもマッチします。冷えても美味しさが失われないため、おにぎりにも最適です。スペシャリティーとして、殺菌剤・殺虫剤・化学肥料を使わずに育てた黒米(品種:紫宝)もおススメです。種皮の部分に紫黒色系色素(アントシアニン)を含む栄養価の高いお米です。白米1合に黒米大さじ1杯を混ぜて炊くと、淡い紫色に炊き上がります。炊き方・水加減はいつも通りでどうぞ。


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歴史と文化:

塩は空気や水などと同様に、人類が生きていくために欠かせない大切な物質です。世界の地域では、内陸の岩塩や塩湖などを利用したり、高温乾燥の地域では、海水から直接塩の結晶を得る天日製塩が行われています。一方、日本では、昔から海水を原料とする海塩づくりが盛んに行われてきました。しかし、湿度が高い日本の気候は天日製塩に適さないため、海水から濃い塩水(かん水)を得た後にそのかん水を煮つめて塩の結晶を得る二段階工程を持つ製塩法が発達しています。きれいな海を維持していくことは日本にとってとても重要なテーマなのです。

栄養と機能:

塩は体内で合成することはできないミネラル成分であり、生命維持のため様々な役割を果たしています。人間の体重の約70%は水分です。このうちの3分の1が血液や胃液などの細胞外体液です。塩はこの細胞外体液の中に0.9%の割合で溶けています。この細胞外体液のミネラルバランスと海水のミネラルバランスはとても似ていることが神秘的です。
塩は調味料として素材の味を引き出すだけではなく、保存性を高める、歯応えをよくする、良性発酵を促す、料理の見映えをよくするなど、美味しい食事には欠かせない存在です。

産地と生産:佐賀県唐津市加唐島

魚たちの楽園、玄界灘に浮かぶ加唐島は対馬海流のミネラル豊富な海水を汲み上げるのに最適の場所です。海の真ん中のきれいな海水だけを原料にしたいとの想いから、海水透明度の高い、この島が選ばれました。このきれいな海水を丁寧に精密ろ過膜に通した後、60℃の低温でゆっくりと結晶化させています。

お塩の特徴:きれいな海から生まれたミネラル豊富な海水塩

きれいな海から生まれた真っ白でミネラルバランスのよい海水塩には、カルシウム、マグネシウムが優れたバランスで含まれていて、しっかりとしたしょっぱさの中に、ほのかな甘みとおくゆきのある旨みを感じさせてくれます。まずは、シンプルなおにぎりとして、海の味を楽しんでみてください。お米、海苔との相性も抜群です。


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歴史と文化:

お茶の木はインドから中国雲南省にわたる山系が原産地と考えられています。喫茶の起源は中国にあるといわれ、3世紀ごろの中国の古書「広雅」には喫茶方法が記されています。日本へは仏教とともに喫茶の習慣が伝来されたとされており、お茶栽培は、1191年、臨済宗の開祖、栄西(えいさい)禅師が佐賀県の東脊振村の山腹に中国から持ち帰った種を播いたのが始まりと伝えられています。その後、日本においての喫茶は「茶の湯」に代表されるよう、独自の文化を形成し、精神修養や交際作法をきわめる道へと発展しました。江戸時代からは庶民が毎日楽しむ嗜好飲料として幅広く普及されていったのです。

栄養と機能:

お茶の特徴的な栄養成分としては、カテキン類やアミノ酸類を紹介します。お茶に含まれる主要カテキン類はエピカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキン、エピガロカテキンガレートの4種類で、そのなかでもエピガロカテキンガレートが最も多く含まれています。特にガレート型カテキンは脂肪やコレステロールの吸収を抑える働きがあることが科学的に確認されています。アミノ酸のなかで注目したいのは最も含有量の多いテアニンであり、ストレス緩和、集中力アップ、リラックス作用、睡眠の質改善などの効果が報告されています。

産地と生産:佐賀県嬉野市

19世紀には、長崎の女性貿易商、大浦慶が嬉野茶を世界に売り込み、イギリスから60トンという大量の注文を取り付けることに成功しました。嬉野の穏やかな山間では、朝霧が茶葉を程よく湿らせ、独特の昼夜気温差が味に深みを加えてくれます。お茶栽培に最適な土地はこの嬉野だと、歴史も自然も語っているのです。お父様の代から始まり40年もの間、農薬に頼らずにお茶栽培をされています。標高100~500メートルにわたる農場の特徴や10品種の茶葉の特徴を活かし、熟練された茶摘みと製茶技術により、幅広い要求に応えられるラインナップを構築されています。土づくり、除草作業、茶木のメンテナンス、茶摘み、製茶など全ての工程にわたり、持続可能なお茶づくりを実践されています。

お茶の特徴:香りと健康にこだわった本物の日本茶

嬉野の地形、気候、風土を存分に活かし、農薬の力に頼らずに丁寧に栽培されたお茶です。安心して毎日楽しめる、香りと健康にこだわった本物の日本茶です。それぞれの淹れ方により、釜炒り茶は香りを、蒸製玉緑茶は甘みと旨味をご堪能ください。またティーバッグの水出し煎茶は、とても簡単に甘さと香りを同時に楽しめるため、お茶初心者の方にお勧めします。

参考文献:
[1] Muramatsu K, et al. Effect of green tea catechins on plasma cholesterol level in cholesterol-fed rats. J Nutr Sci Vitaminol. 1986, 32: 613-622. [3585557]
[2] Ikeda I, et al. Tea catechins decrease micellar solubility and intestinal absorption of cholesterol in rats. Biochim Biophys Acta. 1992, 1127: 141-146. [1643098]
[3] Ikeda I, et al. Tea catechins with a galloyl moiety suppress postprandial hypertriacylglycerolemia by delaying lymphatic transport of dietary fat in rats. J Nutr. 2005, 135: 155-159. [15671206]
[4] Koo SI, et al. Green tea as inhibitor of the intestinal absorption of lipids: potential mechanism for its lipid-lowering effect. J Nutr Biochem. 2007, 18: 179-183. [17296491]
[5] Kakuda T, Neuroprotective effects of the green tea components theanine and catechins. Biol Pharm Bull. 25, 2002: 1513-1518. [12499631]
[6] Juneja LR, et al. L-theanine – a unique amino acid of green tea and its relaxation effects in humans. Trend Food Sci Technol. 1999, 10: 199-204.
[7] Anna C Nobre PhD, et al., Asia Pac J Clin Nutr. 17(S1), 167-168 (2008)
[8] Kakuda T, Nozawa A, et al., Biosci. Biothechnol. Biochem. 66(12), 2683-2686 (2002)
[9] Lyon M R, Kapoor M P, et al. Altern. Med. Rev. 16(4), 348-354 (2011)


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歴史と文化:

海苔は日本特有の伝統的食材で、8世紀ごろの公式文書に租税として記されています。その後、上流階級の贈り物や寺院の精進料理に珍重されました。天候などの自然条件に左右されやすく採取量が安定しないことから「運草」とも呼ばれていました。1949年、イギリス人海藻学者が海苔の菌糸体を発見したことにより、その後の日本の海苔養殖技術が確立されたのです。

栄養と機能:

海苔は日本発のスーパーフードです。特にビタミンB12の含有量は他の植物系食材には類を見ないほどのものであり、ベータカロチン、葉酸、ミネラル、水溶性食物繊維のポルフィランも豊富に含んでいます。これから日本食文化が世界に展開するとともに、多くの人々の健康に貢献することが期待されています。

産地と生産:佐賀県有明海

肥沃な干潟を有する有明海は、海苔の養殖に最適な土地であることが知られています。干潮時と満潮時における潮位差は日本一大きく、最大で6mともいわれており、干潮時には海苔が海面から顔を出し、太陽の光をいっぱいに浴びます。有明海には数多くの大きな河川が流れ込んでいて、栄養分豊かな水と土砂を運んできてくれます。これら川の真水と海水が混ざり合い、海苔が最も柔らかく、美味しく育つ塩分濃度が保たれているのです。

海苔の特徴:くちどけ柔らかな本物の海苔

色は濃く深みがあり、肉厚で一見すると固そうに見えますが、口に入れたとたん直ぐに溶けて、うまみと磯の香が口中に広がります。この濃く深い色はカロチノイドや葉緑素が豊富な証拠で、うまみは複数のアミノ酸からなっています。穏やかな有明海で育てられた海苔は柔らかく薄い細胞壁を有するため、くちどけが柔らかくなるのです。シンプルにそのまま食べる、温かいご飯の友、おにぎりに巻く、サラダ、パスタ、ピザのトッピングとしても楽しんで頂けます。


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歴史と文化:

味噌の起源は、中国の大豆塩蔵食品の「醤」だと言われています。日本において8世紀ごろに「醤」になる前の熟成途中のものが古書に記されています。それが味噌へと発展したと考えられています。味噌は元々、寺院や貴族階級に珍重されるほど贅沢品で、味噌汁として調理されることは少なく、おかずや薬として利用されていました。味噌は、日本の各地で、原料事情、気候風土、食習慣や嗜好に合わせた、さまざまな特色を持った味噌が造られるようになったのです。今でも味噌の種類は地方名から、信州味噌、加賀味噌、仙台味噌、西京味噌などと呼ばれており、“故郷の味”として親しまれています。

栄養と機能:

味噌の主原料である大豆は、良質のたんぱく質を豊富に含む食品で、“畑の肉”と言われています。大豆は発酵によって、アミノ酸やビタミンなどが多量に生成され、栄養的に優れた味噌になります。また、味噌のもう一つの主原料である麹には、アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、ペクチナーゼなどその数は30種類以上とも言われてる酵素を含んでいて、食物の消化を助けます。

産地と生産:福井県越前市

古く昔から手仕事のまちとして知られる越前市は、一つひとつの仕事を丁寧にこだわりを持ってなす文化が根付いています。42メーターの地下から採取される良質な水と手作りの木樽を使うことによって独自の天然味噌醸造が可能となっています。『お味噌作りは土作りから』という考えに基づいて、良質なお米、大豆、お塩のみを原料として使い、自家採種の蔵つき麹菌の力を借り、伝統の木樽仕込みで、非加熱の生味噌づくりが実践されています。

お味噌の特徴:天然醸造で熟成された本物のお味噌

素材にこだわるのはもちろん、土や水など細部にこだわり、安心安全に配慮されたお味噌です。大豆の風味、コク、甘み、香りなど、ニーズに応じたバランスが可能です。

日本は周りを海に囲まれた海洋国家です。
古くから、日本人は海とともに暮らしてきました。
農業がまだ発達していない縄文時代以前から日本人の祖先たちは海産物を収獲していました。

日本列島の周辺には黒潮、対馬海流の暖流、親潮、リマン海流の寒流がダイナミックに流れ込み、たくさんの生き物たちが育まれる環境です。

和食には新鮮な海産物は欠かすことが出来ません。季節のに応じた漁獲と調理法を駆使して、様々な和食が繰り広げられます。多種多様な日本の海産物を世界の皆さまにご賞味頂きたいと願っています。

古くから桝は、お米を計量する道具として日本に存在していました。また、神事や神社の建造に利用される杉や檜といった木材からつくられる桝は、縁起のよいものと考えられています。「ます」という響きも「増す」、「益す」という具合にポジティブなイメージです。

日本では、結婚式、記念式典などお祝いの席に、お酒を桝でいただきます。また居酒屋などお酒にこだわるお店においても、桝でお酒を提供しているシーンをよく見かけます。

木桝
木の温かみのある質感が特徴で、主に杉や檜を材料としています。杉や檜の香りがお酒の香りと混じり合い、贅沢な気分にさせてくれます。また、杉や檜は抗菌作用があり、丈夫な木材として、日本建築に古くから愛用されています。

塗り桝
昔は木製の桝に漆塗りを施したものでしたが、現在は樹脂製にウレタンコーティングが施されています。塗り桝は手入れが簡単で、高級感も楽しませてくれます。居酒屋などで頻繁に使用する場合に愛用されています。

冷桝
無色透明なアクリル樹脂製の新感覚の桝です。多彩なデザインとサイズで提供することか可能なので、プレゼントやノベルティーグッズとしても愛用されています。

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歴史と文化:

お米は日本人にとって特別な存在であり、日本の文化の成り立ちと強い結びつきがあります。日本の原風景、毎日の主食、神社の注連縄、お酒、和菓子など全てが、お米に支えられています。日本各地で、その地形や気候にあった作り方が発展・継承され、美味しいお米が毎日食べられることにより、自然環境も人々の生活も持続的に共存することができるのです。

栄養と機能:

お米には、人間の活動の源となるでんぷんの他、タンパク質や脂肪、ビタミン、ミネラルなどの栄養素がふんだんに含まれていて、まさに栄養の宝庫です。お米のでんぷんは極めて質が良く、消化・吸収も高く、持続性もよいと言われています。特に、玄米に含まれる糠の部分には、数多くの機能成分が詰まっていて、フィチン酸、イノシトール、フェルラ酸、γ-オリザノールなどは特徴的なものです。その他、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンE、鉄、マグネシウム、マンガンなども充実しています。近年、小麦たんぱくに含まれるグルテンの摂取を気にする生活が増えている中、お米の存在は益々重要になってくることでしょう。

産地と生産:

立山連峰からの雪解け水が滾々と湧き上がる黒部川扇状地は美味しく安全なお米を栽培するのに絶好なエリアです。
農薬の力にできるだけ頼らず、限られた量のお米を丁寧に育てています。土作りとして、稲の籾殻と牛ふん堆肥を完熟させた堆肥を散布して循環型農業を目指しています。お米は生鮮食料品です。最適な状態で保管しなければ、玄米の状態でも劣化が進みます。また精米したお米は精米後からすぐに酸化が始まります。何時でもおいしいお米をお届けできるように、玄米の状態で15℃以下の低温保管をしています。

お米の特徴:歯ごたえあり、甘みを感じる

丁寧に育てたられた、こだわり栽培コシヒカリは、噛めば噛むほど甘みを感じます。透き通った香りでどんなおかずにもマッチします。冷えても美味しさが失われないため、おにぎりにも最適です。スペシャリティーとして、殺菌剤・殺虫剤・化学肥料を使わずに育てた黒米(品種:紫宝)もおススメです。種皮の部分に紫黒色系色素(アントシアニン)を含む栄養価の高いお米です。白米1合に黒米大さじ1杯を混ぜて炊くと、淡い紫色に炊き上がります。炊き方・水加減はいつも通りでどうぞ。

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歴史と文化:

塩は空気や水などと同様に、人類が生きていくために欠かせない大切な物質です。世界の地域では、内陸の岩塩や塩湖などを利用したり、高温乾燥の地域では、海水から直接塩の結晶を得る天日製塩が行われています。一方、日本では、昔から海水を原料とする海塩づくりが盛んに行われてきました。しかし、湿度が高い日本の気候は天日製塩に適さないため、海水から濃い塩水(かん水)を得た後にそのかん水を煮つめて塩の結晶を得る二段階工程を持つ製塩法が発達しています。きれいな海を維持していくことは日本にとってとても重要なテーマなのです。

栄養と機能:

塩は体内で合成することはできないミネラル成分であり、生命維持のため様々な役割を果たしています。人間の体重の約70%は水分です。このうちの3分の1が血液や胃液などの細胞外体液です。塩はこの細胞外体液の中に0.9%の割合で溶けています。この細胞外体液のミネラルバランスと海水のミネラルバランスはとても似ていることが神秘的です。
塩は調味料として素材の味を引き出すだけではなく、保存性を高める、歯応えをよくする、良性発酵を促す、料理の見映えをよくするなど、美味しい食事には欠かせない存在です。

産地と生産:佐賀県唐津市加唐島

魚たちの楽園、玄界灘に浮かぶ加唐島は対馬海流のミネラル豊富な海水を汲み上げるのに最適の場所です。海の真ん中のきれいな海水だけを原料にしたいとの想いから、海水透明度の高い、この島が選ばれました。このきれいな海水を丁寧に精密ろ過膜に通した後、60℃の低温でゆっくりと結晶化させています。

お塩の特徴:きれいな海から生まれたミネラル豊富な海水塩

きれいな海から生まれた真っ白でミネラルバランスのよい海水塩には、カルシウム、マグネシウムが優れたバランスで含まれていて、しっかりとしたしょっぱさの中に、ほのかな甘みとおくゆきのある旨みを感じさせてくれます。まずは、シンプルなおにぎりとして、海の味を楽しんでみてください。お米、海苔との相性も抜群です。

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歴史と文化:

お茶の木はインドから中国雲南省にわたる山系が原産地と考えられています。喫茶の起源は中国にあるといわれ、3世紀ごろの中国の古書「広雅」には喫茶方法が記されています。日本へは仏教とともに喫茶の習慣が伝来されたとされており、お茶栽培は、1191年、臨済宗の開祖、栄西(えいさい)禅師が佐賀県の東脊振村の山腹に中国から持ち帰った種を播いたのが始まりと伝えられています。その後、日本においての喫茶は「茶の湯」に代表されるよう、独自の文化を形成し、精神修養や交際作法をきわめる道へと発展しました。江戸時代からは庶民が毎日楽しむ嗜好飲料として幅広く普及されていったのです。

栄養と機能:

お茶の特徴的な栄養成分としては、カテキン類やアミノ酸類を紹介します。お茶に含まれる主要カテキン類はエピカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキン、エピガロカテキンガレートの4種類で、そのなかでもエピガロカテキンガレートが最も多く含まれています。特にガレート型カテキンは脂肪やコレステロールの吸収を抑える働きがあることが科学的に確認されています。アミノ酸のなかで注目したいのは最も含有量の多いテアニンであり、ストレス緩和、集中力アップ、リラックス作用、睡眠の質改善などの効果が報告されています。

産地と生産:佐賀県嬉野市

19世紀には、長崎の女性貿易商、大浦慶が嬉野茶を世界に売り込み、イギリスから60トンという大量の注文を取り付けることに成功しました。嬉野の穏やかな山間では、朝霧が茶葉を程よく湿らせ、独特の昼夜気温差が味に深みを加えてくれます。お茶栽培に最適な土地はこの嬉野だと、歴史も自然も語っているのです。お父様の代から始まり40年もの間、農薬に頼らずにお茶栽培をされています。標高100~500メートルにわたる農場の特徴や10品種の茶葉の特徴を活かし、熟練された茶摘みと製茶技術により、幅広い要求に応えられるラインナップを構築されています。土づくり、除草作業、茶木のメンテナンス、茶摘み、製茶など全ての工程にわたり、持続可能なお茶づくりを実践されています。

お茶の特徴:香りと健康にこだわった本物の日本茶

嬉野の地形、気候、風土を存分に活かし、農薬の力に頼らずに丁寧に栽培されたお茶です。安心して毎日楽しめる、香りと健康にこだわった本物の日本茶です。それぞれの淹れ方により、釜炒り茶は香りを、蒸製玉緑茶は甘みと旨味をご堪能ください。またティーバッグの水出し煎茶は、とても簡単に甘さと香りを同時に楽しめるため、お茶初心者の方にお勧めします。

参考文献:
[1] Muramatsu K, et al. Effect of green tea catechins on plasma cholesterol level in cholesterol-fed rats. J Nutr Sci Vitaminol. 1986, 32: 613-622. [3585557]
[2] Ikeda I, et al. Tea catechins decrease micellar solubility and intestinal absorption of cholesterol in rats. Biochim Biophys Acta. 1992, 1127: 141-146. [1643098]
[3] Ikeda I, et al. Tea catechins with a galloyl moiety suppress postprandial hypertriacylglycerolemia by delaying lymphatic transport of dietary fat in rats. J Nutr. 2005, 135: 155-159. [15671206]
[4] Koo SI, et al. Green tea as inhibitor of the intestinal absorption of lipids: potential mechanism for its lipid-lowering effect. J Nutr Biochem. 2007, 18: 179-183. [17296491]
[5] Kakuda T, Neuroprotective effects of the green tea components theanine and catechins. Biol Pharm Bull. 25, 2002: 1513-1518. [12499631]
[6] Juneja LR, et al. L-theanine – a unique amino acid of green tea and its relaxation effects in humans. Trend Food Sci Technol. 1999, 10: 199-204.
[7] Anna C Nobre PhD, et al., Asia Pac J Clin Nutr. 17(S1), 167-168 (2008)
[8] Kakuda T, Nozawa A, et al., Biosci. Biothechnol. Biochem. 66(12), 2683-2686 (2002)
[9] Lyon M R, Kapoor M P, et al. Altern. Med. Rev. 16(4), 348-354 (2011)
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歴史と文化:

海苔は日本特有の伝統的食材で、8世紀ごろの公式文書に租税として記されています。その後、上流階級の贈り物や寺院の精進料理に珍重されました。天候などの自然条件に左右されやすく採取量が安定しないことから「運草」とも呼ばれていました。1949年、イギリス人海藻学者が海苔の菌糸体を発見したことにより、その後の日本の海苔養殖技術が確立されたのです。

栄養と機能:

海苔は日本発のスーパーフードです。特にビタミンB12の含有量は他の植物系食材には類を見ないほどのものであり、ベータカロチン、葉酸、ミネラル、水溶性食物繊維のポルフィランも豊富に含んでいます。これから日本食文化が世界に展開するとともに、多くの人々の健康に貢献することが期待されています。

産地と生産:佐賀県有明海

肥沃な干潟を有する有明海は、海苔の養殖に最適な土地であることが知られています。干潮時と満潮時における潮位差は日本一大きく、最大で6mともいわれており、干潮時には海苔が海面から顔を出し、太陽の光をいっぱいに浴びます。有明海には数多くの大きな河川が流れ込んでいて、栄養分豊かな水と土砂を運んできてくれます。これら川の真水と海水が混ざり合い、海苔が最も柔らかく、美味しく育つ塩分濃度が保たれているのです。

海苔の特徴:くちどけ柔らかな本物の海苔

色は濃く深みがあり、肉厚で一見すると固そうに見えますが、口に入れたとたん直ぐに溶けて、うまみと磯の香が口中に広がります。この濃く深い色はカロチノイドや葉緑素が豊富な証拠で、うまみは複数のアミノ酸からなっています。穏やかな有明海で育てられた海苔は柔らかく薄い細胞壁を有するため、くちどけが柔らかくなるのです。シンプルにそのまま食べる、温かいご飯の友、おにぎりに巻く、サラダ、パスタ、ピザのトッピングとしても楽しんで頂けます。

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歴史と文化:

味噌の起源は、中国の大豆塩蔵食品の「醤」だと言われています。日本において8世紀ごろに「醤」になる前の熟成途中のものが古書に記されています。それが味噌へと発展したと考えられています。味噌は元々、寺院や貴族階級に珍重されるほど贅沢品で、味噌汁として調理されることは少なく、おかずや薬として利用されていました。味噌は、日本の各地で、原料事情、気候風土、食習慣や嗜好に合わせた、さまざまな特色を持った味噌が造られるようになったのです。今でも味噌の種類は地方名から、信州味噌、加賀味噌、仙台味噌、西京味噌などと呼ばれており、“故郷の味”として親しまれています。

栄養と機能:

味噌の主原料である大豆は、良質のたんぱく質を豊富に含む食品で、“畑の肉”と言われています。大豆は発酵によって、アミノ酸やビタミンなどが多量に生成され、栄養的に優れた味噌になります。また、味噌のもう一つの主原料である麹には、アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、ペクチナーゼなどその数は30種類以上とも言われてる酵素を含んでいて、食物の消化を助けます。

産地と生産:福井県越前市

古く昔から手仕事のまちとして知られる越前市は、一つひとつの仕事を丁寧にこだわりを持ってなす文化が根付いています。42メーターの地下から採取される良質な水と手作りの木樽を使うことによって独自の天然味噌醸造が可能となっています。『お味噌作りは土作りから』という考えに基づいて、良質なお米、大豆、お塩のみを原料として使い、自家採種の蔵つき麹菌の力を借り、伝統の木樽仕込みで、非加熱の生味噌づくりが実践されています。

お味噌の特徴:天然醸造で熟成された本物のお味噌

素材にこだわるのはもちろん、土や水など細部にこだわり、安心安全に配慮されたお味噌です。大豆の風味、コク、甘み、香りなど、ニーズに応じたバランスが可能です。

歴史と文化:

日本は周りを海に囲まれた海洋国家です。
古くから、日本人は海とともに暮らしてきました。
農業がまだ発達していない縄文時代以前から日本人の祖先たちは海産物を収獲していました。

日本列島の周辺には黒潮、対馬海流の暖流、親潮、リマン海流の寒流がダイナミックに流れ込み、たくさんの生き物たちが育まれる環境です。

和食には新鮮な海産物は欠かすことが出来ません。季節のに応じた漁獲と調理法を駆使して、様々な和食が繰り広げられます。多種多様な日本の海産物を世界の皆さまにご賞味頂きたいと願っています。